橋本環奈は「何をやっても橋本環奈」…主演ドラマ「トクメイ!」ではっきりした演技ベタ
紅白司会、朝ドラ「おむすび」ヒロインは大丈夫か
その橋本は、来年度後期のNHK連続テレビ小説「おむすび」のヒロインだが、週イチでも見飽きられてしまうのに、毎朝となったらどうなるか。
「平成に元号が変わった最初の日に生まれた能天気な女の子が、栄養士となって活躍する成長物語ですが、平成ギャル魂を支えに頑張るというコメディータッチで、これまで橋本が演じてきた役と重なります。また、半年間の長丁場なので、その間には笑いあり涙ありになるのでしょうが、彼女は悲しい芝居が苦手です。さめざめと泣くシーンでも、切ない思いがあふれるというより、大きな目から涙がポロリなので、子どもが泣いているように見えてしまう。朝ドラは橋本にとって正念場です」(前出のシナリオライター)
さらには、大みそかに去年に続いてNHK紅白歌合戦の司会も務める。やはり潜在視聴率の高さを見込まれての起用だろうが、こちらは出演歌手・グループとのおしゃべりや、歌とダンスの共演なので、橋本はむしろ得意だ。
同じく司会を担当する有吉弘行、朝ドラ「らんまん」で人気となった浜辺美波も潜在視聴率は高い。今年の紅白は数字を持ってる3人がかりで、人気低落に歯止めをかけようという思惑らしい。
(コラムニスト・海原かみな)