山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない
「ジュリーがやりたくないなら」「チケット代は返金だからOK」「なぜマスコミが批判するのか、わからない」といった声ばかりだったのだ。
その理由を聞くと、「コンサート会場に来ているファンは見たことがある顔ばかり。みんなツアーに年に何度か足を運ぶのだから」と話し、「また次の公演に行くのだから」と説明してくれた。
一応、生涯で1度きりのコンサート体験となる人もいるはずだが、「どうせ10代、20代の新しいファンができるわけがないでしょ」とまで語っていた。昭和ブームで子供や孫世代のファンも増えているのだが、あくまでこの人の言い分としてはだ。
当然、沢田研二もコンサートでトークが長かったり、曲数を減らすこともある。ただし、ファンは長年、彼に付き合っているので、“ジュリーのそのときどきの気持ち”が理解できる。つまり、沢田はガッチリとファンの心を掴んでいることになり、そこが山崎との実力差を表しているのだ。
今回の山崎の騒動の発端は、ファンから彼への批判の声が上がったことだった。その点で山崎はまだまだ沢田研二の域には達していない。