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松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

今からでもいい、上川外相は麻生太郎氏の無礼を公の場で糾弾するべきだ

公開日: 更新日:

 1月27日深夜、在京FM局J-WAVEの人気番組『TOKYO M.A.A.D SPIN』で、近田春夫さんと小泉今日子さんが、ぼくの新刊『おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』(講談社)をとりあげ、大いに語り合っていた。ふたりの歯切れのよいトークはトレンドニュースにもなったので、ご存じの方も多いことだろう。

 近田さんは「今年のキーワードは『覚悟』」ときっぱり。小泉さんもそれに呼応するかのように断言する。「(なかなか分かりあえない他者に対しては)1回、2回じゃ伝わらないんだったら、また言えばいいの。わかってもらえるまで言うしかない」。彼女もまた、この国の未来を見据えて覚悟をもって生きているひとりということ。ふたりの熱論を聴いてぼくは胸が熱くなった。『おれ歌』は提言の書だが、議論が生まれるきっかけとなることも願って作ったから。ふたりのトークは無料アプリradikoで2月3日まで聴取可能なので、まだの方はぜひ聴いていただきたい。

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