NHK春の改編で旧ジャニ排除し「新しい地図」は残留…ファン激怒で“受信料ボイコット”宣言
昨年大晦日の紅白歌合戦に旧ジャニーズ事務所のグループが出場しないことが判明した段階で、SNSでは「紅白は見ない」と宣言するファンが続出。そのせいもあってか、昨年の紅白は史上最低の視聴率を記録した。
「旧ジャニーズ事務所のファンクラブの会員数は現在、合計で1300万人以上いるとされています。この半分でも受信料をボイコットしたら、NHKは危機的状況を迎えるでしょう」(芸能ライター)
昨年夏には、NHKのネット活用業務などについて議論する公共放送ワーキンググループで、テレビを持たなくてもネットを通じてNHKの番組を視聴する人についても、相応の費用負担を求めることなどが盛り込まれた案が作成された。
「旧ジャニーズのタレントが出演する番組をスマホで見るファンも少なくありません。スマホに費用負担を求める案は国民からの反発も多く、旧ジャニーズ事務所のタレントが番組から排除されたことで、この案の成立はますます難しくなるのではないでしょうか」(前出・芸能ライター)
旧ジャニーズ事務所のタレント切り捨ては、NHKにとって痛し痒しといえそうだ。
(本多圭/芸能ジャーナリスト)