性加害報道のサッカー伊東純也が、週刊新潮をスルーして女性だけを訴えたのはなぜか
さらに“無罪請負人”といわれる弘中惇一郎弁護士が訴状を見て、同誌でこう話している。
「通常、訴状には何が事実で、何が虚偽なのかを書くものですが、この訴状にはそれが一切書かれていない。(松本が)女性たちと性的関係に至ったのかどうかも説明しておらず、強い違和感を覚えます」。さらに、「刑法でも昔は強姦罪と言っていたものが、二三年七月に不同意性交等罪に変わりました。現在の考え方は、脅したり暴力をふるったりしなくても、立場を利用して同意なく性行為を行えばそれだけでアウトです。全体的に問題提起の仕方が古くて今の常識に反しており、昔の強姦罪的なイメージで訴状が作られている感じがします」。
この注目の裁判、リングに上がる前に松本側がノックアウト寸前と、私は見た。
伊東純也の代理人、加藤博太郎弁護士のやり方も、私には違和感がある。
加藤弁護士は多くのメディアに出て、「女性2人の話がまったくのでっちあげだと考えています。それは客観的証拠からもそう言えると思います」(フジテレビ系『イット!』2月8日放送)と、“セカンドレイプ”といわれても仕方ないような発言を繰り返してきた。