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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

川口春奈&広瀬アリス 2人の破局報道が主演ドラマに与えた得失…オンエア直前"長過ぎた春"に終止符

公開日: 更新日:

「366日」は今のところ、昨年10月期の「マイ・セカンド・アオハル」(TBS系)の視聴率を上回る数字を残してはいるものの、スタッフの表情は優れない。というのも「マイハル」がアイドルグループ「なにわ男子道枝駿佑(21)との共演という話題をもってしても低視聴率で終わったため、越えるべきハードルが低かったためだ。

「大倉との破局が報道されたのは『366日』の第3話放送直後でした。その影響か、第4話の視聴率が0.7ポイントアップと微増したのですが、最新話は番組最低視聴率に急落しました。今のスタッフは、ただ“『マイハル』より低く、月9枠の歴代最低視聴率だけは記録してくれるな”と願うばかりでしょう」(テレビ関係者)

 筆者は週刊誌記者時代、度々人気女優の交際報道を担当してきた。そんな時に芸能プロダクションから受けた抗議の多くは「この記事の影響でドラマの視聴率が落ちたらどうしてくれるんですか? 落ちたらそちらの責任ですからね」というものだった。裏を返せば“異性の影が消えた女優の未来は明るい(はず)”ということになるが、今回の川口と広瀬のドラマ視聴率によって明らかになったのは“人気女優の破局報道は瞬間的には微動するものの視聴率には影響を及ぼさない”ということ。テレビ離れ、ドラマ離れといわれている昨今、それは良くも悪くも“視聴者は役者の私生活にそれほど関心を持たなくなっている”のかもしれない。

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