明石家さんま、西川のりお…吉本芸人が粗品“包囲網”展開 物議の“かみつき芸”はネタか本気か
「何かを打破しようとやっているように…」
さらに、20日には、同じく吉本所属の西川のりお(73)が「ますだおかだ増田のラジオハンター」(ABCラジオ)で「(吉本を辞めた宮迫をディスるのは)フェアやないねんね」などと苦言を呈した。
「何でかいうたら、さんまちゃんも同じこと言うたけどね、おそらく粗品は人を見てると思うのよ」。さらに、キムタクに絡んだことについても、「木村拓哉があんな男、相手するわけないやん。相手したら粗品が得やん」とした上で、今、レギュラーが減っている霜降り明星について、「(レギュラーが多いと)守ってしまうから、しゃべりが面白くないねん。だから、あいつらレギュラーゼロになった方が面白いと思うよ」とした。
キー局バラエティー関係者はこう話す。
「レギュラーが減っているのは単純に数字が取れなくなっているからでしょう。“おもろいか、おもろくないか”と笑いに対してトガっている粗品は、ユーチューブもあり、テレビのレギュラー本数にばかりこだわっているわけではないようですが、何かを打破しようと“かみつき芸”をやっているようにも見えます」
お笑い評論家のラリー遠田氏が付言する。
「粗品さんは目上の人に対する礼儀もしっかりしていて、芸人からの評判はそこまで悪くはありません。今話題になっているかみつき芸も、あくまでも笑いのためのネタとしてやっている感じがします。今のところは致命的な問題になるようなことはやっていないし、今後も心配はないと思いますよ」
しかし“かみつき芸”は、一歩間違えれば「完全アウト」になってしまうスレスレの芸。相手選びとセンスが試されている。