和牛解散に“家一軒失う損失”と惜しむ島田洋七が「M-1王者の人気が長続きしない」と語るワケ

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「Ⅿ-1グランプリ」(テレビ朝日系)でファイナリストにもなった、水田信二(43)と川西賢志郎(39)の実力派コンビ「和牛」の電撃解散が波紋を呼んでいる。和牛解散に「なんで誰も止めへんかったのか?」と悔しがるのが、漫才コンビ「B&B」で1980年代の漫才ブームをけん引した島田洋七(73)だ。

「僕はコンビを2回解散してますが、理由はお互いが合わなかったんじゃなくて、僕が『東京でやりたい』と言ったら、相方が『東京に行きたくない』と言ったからなんです。聞くと、和牛は水田が遅刻するからって子供じゃないんだから。僕が吉本(興業)にいたら、『辞めるな』と止めてましたよ」と呆れる。

 初代「B&B」の洋七の相方は、桂三枝(現・桂文枝)から紹介された団順一、現在、放送作家として活躍する萩原芳樹氏。2代目の相方は上方真一。のちの「のりお・よしお」の上方よしおだったが、洋七の東京進出に乗れず解散。3代目の洋八と東京進出して漫才ブームで大ブレークした。

「その頃は吉本の学校(NSC吉本総合芸能学院)はなかったけど、師匠がいたり、先輩芸人が面倒を見てくれたりしました。解散なんて言ったら、師匠や先輩芸人が止めてくれましたよ。学校ではそういうつながりがないから、誰も止めるもんはいなかったんちゃいますか」「解散してピンで舞台に立っても、漫談はそう簡単なもんじゃない。初めは和牛の何々や言うことで拍手はしてくれますよ。1年したらなくなりますよ。コンビ解散は家一軒失うようなもんですよ」

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