パリ五輪実況でアナに求められるのは「ポエム」センス? 解説者「やばぁ」と感情ムキ出し大興奮
プロスケートボーダーの瀬尻稜氏(27)が堀米の演技に対し、「やばぁ」「うぉ、やばぁ」「やぁばぁ」を連発。トリック後には「うぉーすげぇ、まじでぇ。半端ねぇ」と大興奮していたからだ。
SNS上では《やばぁがクセになる》《演技難度の解説よりも「やばぁ」しか頭に残っとらん》などと大盛り上がりとなった。
■感情的な発言ではなく専門的な解説が聞きたい
五輪競技の解説者が感情剥き出しで絶叫する姿といえば、思い出されるのが1998年長野冬季オリンピックの女子モーグルで金メダルを獲得した里谷多英について、男性解説者が「すっげーよ多英、多英すっげーよ」と興奮気味にコメントしていたことだろう。
この時も、その後はしばらく「すっげぇ」との言葉が流行ったのだが、一方でみられたのが《感情的な発言ではなく専門的な解説が聞きたかった》《五輪実況は淡々とするべきではないか》といった意見だ。
過去を振り返れば、NHKの元アナウンサーだった刈屋富士雄氏は「トリノのオリンピックの女神は荒川静香にキスをしました」「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架橋だ」と発言。「名言」と評判になったが、一部では「何を言っているのか分からない」との指摘も。