パリ五輪柔道は疑問ジャッジ続出 フランス贔屓に泣くニッポン…金メダルは角田と阿部の2つのみ?

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【パリ五輪】柔道男子73キロ級/女子57キロ級

 29日に行われた柔道男子73キロ級で橋本壮市が準々決勝でフランスのジョアン・ギャバに指導3つで反則負けしたが、延長戦に入って消極的なのは相手選手の方で疑問が残るジャッジだった。

 27日には男子60キロ級準々決勝で永山竜樹がスペインのガルリゴスの絞め技を受けている時に主審が「待て」と言ったにもかかわらず、相手選手は攻撃をやめずに失神。一本を取られた。この判断に日本国内では批判が殺到。全日本柔道連盟が国際柔道連盟に抗議書を提出したばかりだ。

 今大会の柔道は、フランス贔屓や日本イジメがネットでも話題になっているが、そんなことは昔からだし、日本の関係者もわかっていること。88年ソウル五輪では日本選手の胴着に対し、無意味なクレームがついて着替えさせられたり、韓国選手に有利な判定に泣いた。日本の金メダル1個は五輪で初めてのことだった。

 その頃から「日本は一本を取らなければ勝てない」といわれるようになったが、今の時代、ライバル国の選手は技術が向上し、日本選手の研究も進み、昔以上に一本を取るのが難しくなった。

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