師匠の五街道雲助が人間国宝に「そりゃ驚きましたよ。なにせ国の宝ですから」
「寄席にも落語会にも行かない不熱心な部員でした」
中堅真打ちの桃月庵白酒は、愛嬌のある風貌で演じる歯切れのよい古典落語に定評があり、寄席や落語会に引っ張りだこである。人気がうなぎ上りの師匠に、大いに語ってもらおう。
まずは、師匠の五街道雲助が人間国宝になったことから。
「そりゃあ驚きましたよ。なにせ国の宝ですから…
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