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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ジャンポケ斉藤慎二は裁判なら有罪の可能性…妻・瀬戸サオリ“軽はずみインスタ投稿”の重み

公開日: 更新日:

 ところが、“余計”なことが起きた。送検が報じられた直後、斉藤の妻でタレントの瀬戸サオリ(36)が自身のインスタグラムに「夫の性的暴行は一部違う」「(不同意で被害届を出した女性の)相手の方からも行為があった」「SNSをフォローしたり連絡先を交換していた」「ドライブレコーダー及びカメラの解析を警察に求めていた」と書き込んでしまったのだ。

 夫を助けたいという気持ちは分かるが、明らかに軽はずみだ。これには以前の成功体験が関係していると思われる。斉藤は昨年、2度の不倫騒動が報じられたことがあって、番組出演が危うくなった。

 その時、妻の瀬戸は「芸人と結婚したのだから多少の浮気は覚悟していた」とコメントしてその危機を乗り切っていたのだ。

 だが、今回はレベルが違う。裁判となって判決が出れば、有罪の可能性が高い。不同意性交罪は5年以上の有期懲役であるため、原則として執行猶予はつかない。原則としたのは「被害者と示談が成立しているか」など例外的に刑が軽減されることがあるためだ。そうなると、かなりの長期間芸能活動ができなくなることは間違いない。

 そもそも、モテたいから芸能界に入ったという芸人は多いが、人気が出た芸人が“大物”になったつもりで女性に手を出す姿を見聞きするたび、「何を考えているのか」と思っていた。その話はまた次にしたい。

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