藤井健太郎演出アマプラ「KILLAH KUTS」が物議…バラエティー界の先頭を走るテレビ局社員の戦い
「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の演出を手掛ける藤井健太郎氏の新番組「KILLAH KUTS」(Amazon Prime Video)が話題となったのは記憶に新しい。10月7日配信スタートの予定が、直前で延期となり同月14日から開始に。詳しい理由は明かされていないが、本編を見る限り企画にまつわる問題だっただろうことが想像される。
芸人同士がスタンガンで勝負する「スポーツスタンガン」、誰かに殺されてメッセージを書き残すシーンを麻酔で再現する「麻酔ダイイングメッセージ」、街中を歩く人の政治信条が「右」か「左」かで進行方向を決定する「右翼左翼レース」、男性8人の中から童貞を当てる「童貞人狼」と全4エピソードは、どれも刺激的な企画ばかりだ。
特に「麻酔ダイイングメッセージ」は、MCの伊集院光が「(制作チームの)頭がおかしい」と口にするほどインパクトが強かった。挑戦したのはモグライダー、ラランド、みなみかわ&お見送り芸人しんいちの3組。1人(ともしげ、ニシダ、みなみかわ)が麻酔の効果が現れる1分ほどの間に自分を刺した犯人の特徴を紙に書き残し、もう1人がその文字から推理して犯人を言い当てるというものだ。