好感度俳優の吉沢亮がまさかの泥酔隣室侵入…大失態は「都市生活者の貧弱な人間関係も一因」と心理学者が指摘
「初めから泥酔していれば一緒に飲んでいた仲間やマネジャーが心配して部屋まで連れてくるでしょうから、ご本人は家の前に戻って緊張がほどけた瞬間に酔いが回ったのでは。それだけ普段からストレスも大きかったのでしょう」
トイレに行きたい気持ちが先走り、運がいいのか悪いのか間違えた隣の部屋のドアが開いてしまい、用が足せてしまったが……。
「酔って間違いを起こすことは昭和の時代からありましたが、ご近所がどこの誰だか知っていたから問題にならなかった。人間関係がきちんと構築されていれば、生活騒音も気にならなくなるという実証結果もありますが、吉沢さんもお隣と面識があればこれほど驚かれることもなかったでしょう。既婚者なら、奥さんが飛んできて代わりに謝って驚きを抑えられたかもしれない。関係が希薄なほど過剰に反応するので、通報に至ったともいえます。社会学的に見て、都市生活者は人間関係がバラバラで弱いことを象徴しています」(富田氏)
■「向こう三軒両隣」を教訓に
独身芸能人は“身バレ”に気を使わなければならないのでセキュリティーの完璧なタワマンに住みがちながらも「人間は群れをつくる生き物なので、関係性を断つ住生活は生き物として間違っている、と意見します。お互いに知らないとより不安になり、無責任化し、大災害など有事の時に烏合の衆になる。吉沢さんの件を教訓に、都市生活で面識を持つ必要性について考えるべきではないでしょうか」と富田氏。