首相と総務大臣のフジテレビへの苦言がブーメラン!《自民党こそ日本で一番説明責任を果たしていない》の一喝が国民感情
■自民党こそが説明責任から“逃げている張本人”の声
フジ経営陣は2023年6月に問題を把握しながら、1年半もの間、なぜ事態を黙認するかのような対応を取り続けたのか。中居、女性双方にどのような調査をしたのか。公共電波を扱う放送機関の対応として適切だったと考えているのか。石破首相や村上大臣が言う通り、フジの説明責任は強く問われてしかるべきという指摘は多い。
とはいえ、国民から石破、村上両氏の発言に対して賛同する声は広がらない。なぜかと言えば、自民党こそが説明責任から“逃げている張本人”と指摘する声が出ているからだ。
派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件についても、いまだに何ら詳しい説明がない自民党。衆参両院の政治倫理審査会でも、出席した裏金議員は「知らなかった」「派閥に言われた」「秘書に任せていた」というお決まりの逃げ口上で知らんふり。こうした自民党議員の無責任な姿勢に比べたら、フジ経営陣による10時間余りに及ぶぶっ続け会見の方がそれでもまだマシではないか。