TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?
「ダウンタウン」の冠がついている番組は微妙だ。テレビ局としては「ダウンタウン」を消したいが、浜田雅功がOKしないだろう。「水曜日のダウンタウン」(TBS系)は松本が出演しなくなってからの方が好調で、昨年暮れには配信8日間でTVer再生数429万回突破と最高記録を更新した。
「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)は大阪の読売テレビ制作で、松本が復帰するとしたらこの番組とみられていた。ただ、松本と二人三脚でやってきた元プロデューサーも高齢となり、関西のテレビ界や吉本興業での影響力は低下、番組終了は近い。
「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日テレ系)も35年を超える長寿番組で、「大晦日年越しスペシャル絶対に笑ってはいけない」は2020年を最後になくなった。本編も視聴率は2%前後と低く、日テレのお荷物になりつつある。
「クレイジージャーニー」(TBS系)は松本抜きの設楽統と小池栄子の司会で定着しているが、ヤラセなどたびたび不祥事を起こしており、「松本と一緒に終了にしよう」という声が局内では強い。
「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送系)は、「霜降り明星」のせいやが松本の後任の4代目局長に“内定”しているという。まあ、いずれの番組も、いまさら松本に帰ってこられては迷惑なのだ。
(コラムニスト・海原かみな)