大河「べらぼう」で横浜流星を食う小芝風花“瀬川”大好評も 迫る「身請け」危機…視聴率ついに1ケタ台突入

公開日: 更新日:

 五代目瀬川の色気あふれる小芝の花魁姿だけでなく、一人の女性として蔦重への思いを秘め、それでも花魁としての役割を全うしようとするひたむきな姿に、心打たれる視聴者が続出している。そんな小芝の熱演が、今後の視聴継続の思わぬハードルとなる可能性もあるという。

■初回放送の視聴端末数は過去最高を記録

「瀬川の花魁としての厳しい境遇や蔦重への秘めた恋心は女性の共感を集め、大河ドラマでは獲得が難しいとされている女性層の取り込みにもある程度、成功できていると考えられます。ただ史実では、瀬川は8話で登場した市原隼人さん演じる鳥山検校にこれから身請けされているので、史実通りに描かれるのであれば、瀬川のストーリー離脱に伴い、視聴者が離れてしまう可能性もあるでしょう」(ドラマ制作関係者)

 前回の「光る君へ」は、男女それぞれの立場で平安時代の生きづらさや、男女の情念など、共感できるポイントや登場人物が多かったことも、「NHKプラス」の視聴端末数が歴代大河ドラマで最高という評価を残した要因として考えられる。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 2

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  3. 3

    大阪万博「歯抜け開幕」ますます現実味…海外パビリオン完成たった6カ国、当日券導入“助け舟”の皮肉

  4. 4

    大柄で足が速くない僕を、なぜPL学園の中村監督はセカンドにしたのか

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    目黒蓮「劇場版 トリリオンゲーム」興収の"鈍い伸び"で見えてきた不安…キムタクに追いつく日は来るか?

  2. 7

    上沼恵美子が「中居正広問題」で痛恨の判断ミス…木村拓哉という“地雷”を踏んで大炎上!

  3. 8

    フジテレビ問題の余波がここにも! GACKTの「マジでくだらなすぎる」発言に中居正広ファン突撃

  4. 9

    明石家さんま100億円遺産「やらへん」でIMALU“親ガチャ”失敗も…「芸能界で一番まとも」と絶賛の嵐

  5. 10

    Snow Man目黒蓮「トリリオンゲーム」に早くも2つの難題…CDセールス、視聴率ともに苦戦必至