大谷は二刀流復帰でも盗塁は止まらない?「スポブラ」着けて放ったまさかの発言
ドジャース・大谷翔平(30)が打撃に加えて走塁でも仕上がりの良さを見せている。
日本時間27日にはライブBP(実戦形式の打撃練習)に臨み、マイナー右腕の速球を捉えて中堅右に飛距離130メートルの特大の一発を叩き込んだ。 すると直後にサブグラウンドへ直行。「スポーツブラ」を着用してベースランニングを繰り返すと、盗塁の練習では昨季のワールドシリーズ後に手術した左肩への負担を軽減するため、左手をつかないスライディングを入念に繰り返した。打者として初出場する3月1日の古巣エンゼルス戦とのオープン戦を控え、依然として走塁への意識は高い。
今季、約2シーズンぶりに投打のリアル二刀流に復帰する大谷に関してロバーツ監督は「投手の負担が増えるだけに、昨季のように走るわけにはいかず、盗塁は減るだろう」と話し、オープン戦でも走らせない意向を明らかにしている。故障リスクや本人の負担を考慮して、投球と打撃に専念させたいからだが、これを本人は真っ向から否定した。
複数の米メディアの取材に大谷は「投げている試合であっても、次の塁を狙う意識は変わらない」と断言。盗塁に関しては「誰が後ろを打つかにもよる。併殺打が多い打者が後ろに続くなら(盗塁失敗の)リスクが高い場面でも行く必要が生じる」と、昨季のように積極的に走るとほのめかしている。