著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

みのもんたさんは夜の銀座で誰からも愛された…「彼が来ているお店が羨ましい」の声も出たほど

公開日: 更新日:

「お酒の匂いは抜けず、目は充血。番組途中でトイレに立つこともあった。それでもメリハリの利いた仕切りができる。立ったままスタジオを動き話すことで、番組が終わる頃にはお酒も抜けていた(笑)」(元スタッフ)

 夜の銀座でもみのは伝説に残るひとりになった。

 引退した久米宏、小倉、みのが魅せた個性豊かなフリーアナの面白さ。後に続いた羽鳥慎一宮根誠司もスケールではかなわない。テレビ関係者は、「今、求められているのは正統派のフリーアナ。無難な人ですね」という。

 現在、ニュース・情報番組の司会を占めるのは元NHKアナたちが多い。「報道ステーション」の大越健介、「有働Times」の有働由美子、「DayDay.」の武田真一。日曜朝の「サンデーモーニング」の司会を務める膳場貴子も元NHKアナ。彼らの発言などは炎上することもなく安心して任せられる。半面、面白みには欠ける。みののような型破りでも、軽妙な話術で視聴者を魅了したフリーアナはもう出現することはないのだろうか?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏&フジテレビへの抗議が激減…「はぐらかし会見」と“ガス抜き”の効果がジワリ

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    エキスポ駅伝2チーム辞退に《やっぱりな》の声…実業団に3月の戦いは厳しいか

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    浜崎あゆみ25年ぶり月9主題歌で「別人疑惑」再燃か? 近年版・復刻版どちらの歌い方でもブーイングのジレンマ

  1. 6

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  2. 7

    立花孝志氏が襲撃される瞬間を日刊ゲンダイが目撃し激写! ナタで切りつけられる一部始終

  3. 8

    膨張するカウンターに萎縮し大好きな選挙が苦行に…渋谷のマイク納めは中止

  4. 9

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  5. 10

    キンプリ2人体制&ジャニーズ解体で才能開花…髙橋海人に吹く追い風