ドジャース山本由伸は「こんな人」…オリ宮城大弥、岸田監督が語った意外な一面
オリックスの宮城大弥には忘れられない思い出がある。2019年ドラ1で入団し、1年目の20年10月に一軍デビュー。その際、よく面倒を見てくれたのが、当時高卒4年目でローテの中心を担う山本だった。
「『一軍の人たちに挨拶した方がいいよ』と教えてもらったんですが、由伸さんは自分の時間を削ってまで、僕の挨拶回りに付き合ってくれた。『ここがスコアラーさんの部屋だよ』という感じで。優しいですし、誰かを注意することもない。後輩の面倒見はすごく良かった。食事も何度も連れていってもらいました」
そんな宮城が山本を見習い、参考にしていることがあるという。
「立ち居振る舞いです。勝っても負けても、その時の感情を表に出さず、投手陣を引っ張ってくれるんです。負けて悔しい、という時もあったでしょうけど、それでも振る舞いは変わらない。そこは僕もうまくできれば、と思っています」
今季からオリックスを率いる岸田護監督は「持っている能力がメジャーで活躍できるレベルだったのは見ての通りです」と手放しで称賛する。
山本が入団3年目の19年までは同じ投手として、20年からはコーチとして接した。