飲酒、窃盗…不肖の弟に振り回され続けた後藤真希の不運
15歳の人気アイドルの飲酒とキャバクラ通いはマスコミに叩かれ、ユウキは引退。表向きは本人の申し出とされていたが、事実上解雇、芸能界追放処分と噂された。
弟のスキャンダルから3カ月後の8月1日、後藤のモー娘卒業が発表された。もともとソロ活動の希望が強かった後藤だが、卒業理由ははっきりしなかった。弟がスキャンダルを起こした直後の脱退に、モー娘のイメージチェンジを図ったつんくが、半ば強制的に後藤を脱退させたという臆測も飛び交った。9月23日、17歳の誕生日の横浜アリーナコンサートを最後に、後藤はモー娘を卒業した。
その後、後藤は「ごまっとう」「後浦なつみ」など、ハロプロメンバーとのユニットを中心に活動を続けた。一方、芸能界を引退したユウキは実家が経営する居酒屋で働く姿が伝えられ、05年には19歳での結婚も報じられた。しかし、店をその後ひっそりと閉めて、とび職に就いた。
07年10月20日、ユウキが江戸川区の工事現場から100万円相当の銅線を盗んだ疑いで逮捕される。首に魚の入れ墨を彫り、窃盗団のヘッドとして犯行を繰り返していたという。