深夜に隠し子会見を開いた市川新之助

公開日: 更新日:

「(知らされたのは)妊娠2カ月くらいだったと思います。それはびっくりしましたが、結婚は僕の中では考えられませんでした。『お腹に子供がいます』『ああ、そうですか』『産みたいのですが』『ああ、そうですか、僕は今ちょっと結婚は考えられないのですが、いいですか』とうかがいました。『それでもいいです』ということだったので、僕は『ならどうぞ。きちんと認知もします』とお話ししました」

 その浮世離れした話しっぷりに、あっけにとられた記者たちの質問の嵐が始まる。

 結婚しようと思ったことはないのかという質問には、「いえ、ありません」の一言。それはなぜですか、と畳み掛けた記者には「なぜでしょう。わかりません」。

 だんだんと記者たちの表情がこわばっていく。認知さえすれば済むのかとの質問に対しては、「僕は子供の頃から歌舞伎の世界におりまして、周りの環境がどうであれ、これが普通だと思っていました」という答え。会見場は騒然とし、新之助側からは一方的に会見終了が告げられた。

 これにはワイドショーなどを見た視聴者が敏感に反応した。当時、大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」で主演していたが、NHKには60本以上の苦情電話がかかってきたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方