評判通り? 映画「悼む人」石田ゆり子の“過激ベッドシーン”
20代のころは主演ドラマ「不機嫌な果実」(97年)で渡辺いっけいや岡本健一を相手に過激なベッドシーンを見せたこともあった石田。さかのぼれば「お嫁さんにしたい女優」の代表格だっただけに、過激なヌードを期待する方がヤボだったか。
「本当はもっとやらなければいけないと思ってます」「今の自分にできる限界があそこ」。本人はあるインタビューで「悼む人」の濡れ場についてこう振り返っていたが、はたして“限界”を超える日は来るのか。
映画評論家の秋本鉄次氏が言う。
「若いころの彼女には何の食指も動かなかった僕ですが、40代の石田ゆり子に夢中になってます。真摯に女優業と向き合ってきた成果でしょうか。映画『死にゆく妻との旅路』(11年)にしろ、NHKドラマ『さよなら私』(14年)にしろ、悲哀もエロスも見事な演技力で表現していました。今作の“着衣セックス”も、決して不自然にならない切なさとエロスを表現していた。実は激しいラブシーンが話題になった劇場版『愛の流刑地』(07年)ではヒロイン候補のひとりに挙がっていた。寺島しのぶの代わりに石田が体当たりの濡れ場を披露していたかもしれないわけです。いまだに彼女でなかったことが悔やまれるばかりですが、もし仮に今後、監督から“完脱ぎ”の必要性を説かれたら、プロ意識の高い今の彼女なら覚悟はあるはず。大いに期待しましょう」
“完脱ぎ”のXデーは近い。