電撃結婚の黒川智花 オトナの女で目指す「清純派」からの脱皮
もっとも、写真集は一糸まとわぬオールヌードをうたっていたものの、バストトップもヘアの露出もなし。オトナの女をアピールするには物足りなかった。ルックスが良く、演技力もあり、所属事務所も天海祐希や菅野美穂ら大物を擁する大手プロ「研音」なので、もっとブレークしてもいいのに、と思っているファンは多い。だが、いまいち個性に欠け、はじけきれないのは、そのあたりの思い切りの良さが足りないのかもしれない。
89年、東京生まれ。消防士の父と介護士の母、弟の4人家族に生まれ育ったが、誕生日には父親がケーキを買ってきてみんなで食べるなど、家族仲がとてもいい。早めの結婚は自分も温かい家庭を、という気持ちが強かったのだろう。また、子供の頃から両親に「学業をしっかり。他人に迷惑をかけない。浮ついて調子に乗らない」の3つを厳しく言われて育ったからか、堀越高校から亜細亜大学経営学部に進み、しっかり4年で卒業している。
「休日は朝8時前には起きて朝食を作って食べ、友人と映画を見に行く、といったフツーの生活を送っています。趣味は料理で、得意なのは和食だそうです」(芸能ライター=前出)
人妻になったのを機に、清純派と優等生の殻を打ち破る刺激的な作品に挑戦してほしい。