今度は二階堂ふみ 蜷川実花監督は邦画界「最強脱がせ屋」

公開日: 更新日:

「3人とも濡れ場を演じていますが、心中相手となる富栄が憑依したかのような二階堂の魔性っぷりが凄い。キャリアも年齢も一番下で、現場では2人のオーラに圧倒されたと言いますが、その分、唯一全裸をさらす脱ぎっぷりの良さと持ち前の甘い声で、濡れ場経験の浅い小栗をむしろ圧倒しています。一方、沢尻は肩から背中にかけての真っ白な美肌でそれに対抗し、宮沢りえも『ヴィヨンの妻』のモデルといわれた正妻役として、リアルな喘ぎっぷりで存在感を示しています。それぞれの持ち味でガチンコ勝負した、濡れ場&演技合戦といったところですね」(前田氏)

■「ヘルタースケルター」では沢尻エリカを真っ裸に

 第76回ベネチア国際映画祭ではいち早く公式イベントで上映され、監督自身は「すごいものが撮れちゃった、これまでで一番の自信作」と胸を張る。デビュー作の「さくらん」(07年)では土屋アンナや菅野美穂らに大胆なベッドシーンを演じさせ、「ヘルタースケルター」(12年)では沢尻エリカのフルヌードを実現させ称賛された蜷川実花監督。

 邦画界最強の“脱がし屋監督”としての手腕を今回も見事に発揮。次回作は誰が脱ぐのか楽しみだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”