六本木で逆ナンされた金髪の外国人女性と“交流戦”のはずが

公開日: 更新日:

 かなり積極的な彼女。また彼女の十八番の耳元吐息で「カモン、マイホーム!」と誘われました。「イエッサー!」と力強く了承したのはいいが、ある不安が頭をよぎりました。果たしてこの交流戦に勝利することはできるのだろうか。僕の中で外国はセックスの本場。素人の僕が太刀打ちできるのか? 自信はないけど、男には決めないとならない時がある。とりあえず今まで見たAVを脳内で倍速で振り返ります。

 そうこうしているうちに、タクシーは彼女のマンションの前。先ほどまでいた華やかな場所とは打って変わって自然あふれるのどかな風景です。彼女の部屋は、奇麗にまとまった2LDK。どうやら彼女は着替えるようだ。向こうの部屋で着替える彼女を見て、少しずつ現実感が湧いてきました。

 Tシャツを脱ぐ彼女の後ろ姿が見えました。え、背中に、こ、鯉!? 一気に全身の血が引いていきました。絶対にこの勝負は負ける! 鯉に食われる! そして、ここにいちゃいけない! 僕は思わず、クイズ$ミリオネアの出演者のように「テレホン!」と言い放ち、ケータイを片手に部屋を飛び出してしまいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方