それでも榊英雄監督、俳優・木下ほうか、園子温監督の芸能界復帰の可能性はあるのか?
そこで、批判が強い中、あえて「芸能界で何らかの仕事に関わることができるか」、その可能性について考えてみた。
ある映画プロデューサーによれば、「劇場公開しないビデオ映画なら出演可能だろう」という。もちろん、木下ほうかを想定しての話だ。ビデオ映画は、それを視聴してくれるファンがほとんど男性で、悪役として登場してくれば、リアル感が半端ない。
「本人さえ、その気になれば製作側は即OKとなるはず」
映画プロデューサーは続ける。ついでに、役者でもある榊も共演するとなれば、勝手に話題になって宣伝効果が上がると考える人もいるそうだ。今から撮影に入っても完成・販売は秋以降だから、それなりにほとぼりも冷めているだろう。
次に舞台関係者からこんな声を聞いた。
「考えられるのは、時期を見て新しい劇団を立ち上げること。それも売れていない新人や若手ばかりの集団をつくる手はあるでしょう」
女優は厳しいかもしれないが、本気で新人を育てるとすれば集まる役者はゼロではない。