著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

上島竜兵おバカ列伝 自分の屈辱を笑いに変えたチン○のデカい(!?)芸人

公開日: 更新日:

 日本中の誰もが信じられないダチョウ倶楽部の上島竜兵のあまりにも突然の逝去に前回は湿っぽい話になってしまったので、今回はお祭り男の上島をご陽気に弔うということで「上島竜兵おバカ列伝」を連ねるのだ。

【取りあえずテキーラ】

 上島の酒好きは誰もが認めることであるが、ある夜、六本木に飲みに行った時の話……。普通、店に入って「取りあえずビール!」というのが多くの宴のスタートでしょう。

 ところが、その夜の上島は店にテキーラがあるのを見つけるやいなや「取りあえずテキーラね!!」の声とともにショットグラスのテキーラをポイと一口で飲み干し、「テキーラってのは口で飲むもんじゃないの! クィッと胃に直接放り込まなきゃ! マスターお代わりね」。ポイ! 「駆けつけ3杯っていうから、マスターお代わりね」。ポイ!!

 それが、店に入ってわずか5分ばかりの光景で、その後は完璧に駆けつけ3杯のテキーラにのまれて、宴の2時間少々の時間をロレツが回らずヘベレケで椅子にも座れなくなり、ほぼテーブルの下で過ごしたのだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ