著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

10万人の追跡調査で判明 O型は膵臓がんにかかりにくい

公開日: 更新日:
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 血液型と病気の関係が研究されはじめたのは1920年代。最初に関係が見つかったのは、意外にも胃がんでした。イギリスの医師が行った研究で、「AB型が胃がんに罹りやすい」と報告されたのです。ただし、わずか50人の胃がん患者の血液型を調べた結果なので、統計的な意味はほとんどありません。…

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