子宮筋腫<1>患部の大きさが8センチを超えると手術の対象に

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 ところが、母親が反対した。世代間ギャップで腹腔鏡下手術に懐疑的だったうえ、その病院の系列施設で十数年前に腹腔鏡下手術で医療ミスがあったからだ。母親は当時のニュース記事などをメールで送り付け、「本当に大丈夫? 手術後、子供はちゃんと産めるの?」と強く翻意を促した。

「私は、病院やスタッフもいまは違うから問題ないと説明したのですが、聞き入れてもらえませんでした。年齢的にも子供を持つのは難しいと考えていた私は、ならば早く手術を終えて、将来についてゆっくり考える時間を持ちたいと思っていたのです。ところが、母はそんな私をわがままだと思っていたようでした」

(つづく)

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