子宮筋腫<1>患部の大きさが8センチを超えると手術の対象に

公開日: 更新日:

「子宮筋腫」と診断されてから半年が経過し、再検査を受けた昨年暮れには、患部は8センチぐらいまで成長していた。患部の大きさが8センチを超えると手術の対象になると有希さんは主治医に聞いていた。

 ただし、手術のやり方は「子宮筋腫」ができている場所によっても異なる。

「粘膜下筋腫」(子宮の内側)、「筋層内筋腫」(子宮の筋肉の中)、「漿膜下筋腫」(子宮の外側)に分かれる。手術は「子宮全摘」(性交渉は可能だが自然分娩は不可)、「筋腫核出術」(腹腔鏡下手術が主流で筋腫だけを除去。妊娠は可能)などがある。

「私の場合は『月経過多になりやすいし、慢性的な貧血にもなっていますので早い手術を勧めます』と言われました」

 年が明けて、早期に腹腔鏡下で手術できる病院を探した。

「腹腔鏡下にこだわったのは痛みと傷痕を気にしたからです。リストアップした中で、『手術は開腹』と説明された病院や、腹腔鏡下でも手術が半年後で入院費用も高額だった病院は除外しました。半年かけてようやく希望通りの病院が見つかりました。担当の女医さんは丁寧で印象も良く、私自身はここでお願いしようと考えていました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  2. 2

    五輪ニッポン「破産」するスポーツ団体が続出か…JOCは早くも助成金の大幅減額通達

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 4

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは