目からうつるは本当か? 中国では眼科医がバタバタ倒れる

公開日: 更新日:

■手洗い、咳エチチケットに加え、目の防御も大切

 実際、日本眼科学会と日本眼科医会は先月27日に「新型コロナウイルス感染症と結膜炎について(国民の皆様へ)」という声明を出し、「手洗い、咳エチケット、体調管理の徹底に加えて、手で目を直接触らない」ように警告している。

「亡くなった中国の眼科医の先生方は新型コロナ感染者と正対していたわけで、患者さんの飛沫を直接目に受けた可能性が高い。とはいえ、これをもって患者さんに直接接する医療関係者や家族らの濃厚接触者すべてが、目を覆うゴーグルをかける必要があるとはいえません。しかし、コンタクトレンズをつけたり、はずしたりする際は、必ずその前に手をしっかり洗うことが必要です。花粉症では、花粉飛散のある季節には外出時にレンズ面の広い眼鏡をかけることが症状の軽減に役立つことが従来から指摘されてきました。市民が通勤電車など人混みの中に出掛けるときは眼鏡を使うようにするのもよいかもしれません」

 手洗い、咳エチケットの徹底管理に加えて、目のケアもやることだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”