著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

スイカにはトマトの1.4倍のリコペン 朝の一切れが若返りに

公開日: 更新日:

 それは主に、血管の内壁を覆う組織で作られている、一酸化窒素=NO(エヌオー)を生み出す役割があるからです。

 NOには血管を拡張し血流を促進する作用があるため、動脈硬化の抑制、免疫の向上を助けてくれます。また、スポーツ栄養分野では、体内の不要なアンモニアを取り除き、乳酸の消費を促進するためパフォーマンス向上や疲労回復などの効果が報告されています。近年では運動前にシトルリンを摂取する方が、運動後より持久力が上がるなどの時間運動学的な側面の研究も進んでいます。

 シトルリンが多く含まれるのは皮の部分。薄く切って塩もみし、浅漬けにして余すところなく食べましょう。他にも、サラダにしたり、炒め物やかき揚げ、フライなどにしてもおいしいですよ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末