ワクチン接種後死亡1155事例を厚労省が報告 前回8月25日より62例増加

公開日: 更新日:

③49歳の男性は8月11日に2回目接種し翌12日に死亡。死因は調査中。持病としてそばアレルギーなどがあった。いずれも1回目の接種は別ロットのものだった。

 専門家の合同部会はこの3事例について「ワクチンと死亡との因果関係は現時点では評価できない。引き続き慎重に調査、検討を行っていく必要がある」とした。

■ファイザー社製死亡事例は65歳超が未満の10倍以上

 ファイザー社製ワクチン接種後の死亡事例1076例を年齢別に見ると、65歳以上が978例(前回913例)、65歳未満が91例(同69例)、年齢記載なし7例(同9例)。死因は虚血性心疾患95例(うち65歳未満7例)、心不全95例(同5例)、肺炎80例(同0例)、出血性脳卒中77例(同16例)、大動脈疾患50例(同4例)、虚血性脳卒中44例(同5例)、敗血症28例(同1例)、不整脈27例(同8例)、老衰26例(同0例)、窒息19例(同1例)、呼吸不全17例(同1例)、静脈血栓16例(同3件)、溺死14例(同1例)、心タンポナーデ12例(同3例)、多臓器機能不全症候群12例(同1例)、間質性肺疾患12例(同0例)、不明248例(同20例)など。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」