市民講座「温熱から見た医療最前線」が日本ハイパーサーミア学会と併催される

公開日: 更新日:

 少しでも新しく、正確な医療情報をもとに治療を受けたい──。多くの患者、とくにがん患者にとっては切実な望みだ。しかし、正しい医療情報を得るのは意外に難しい。

令和2年受療行動調査(確定数)」によると、64歳までの患者は「ふだん医療機関にかかる時の情報の入手先」として、「家族・友人・知人の口コミ」を挙げる人が最も多く、以下「医療機関のネット情報」、「医療機関・行政機関以外のネット情報(SNSや電子掲示板、ブログを含む)と続く。65歳以上では2位に「医療機関の相談窓口」が浮上するが、トップは「口コミ」である。つまり、ネット情報が病院選びの肝となっている ところが、そのネット情報は必ずしも現在の医療情報を正しく伝えているとは限らないケースも多い。更新されず、古い情報がそのままアップされる場合も少なくないからだ。

 本来ならその治療法に通じた医師に直接聞くのが一番だが、その治療法を行っている医師を知らない、知ってはいるが話を聞く機会がない、という人が大半ではないか。その場合は、そうした治療法に積極的に取り組む医師や病院や医学会等が主催する市民講座に参加するのも手だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    氷川きよし再始動で囁かれるファン離れ“2つの理由”…救いは「信仰」仲間からの強力支援

  2. 2

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3

    尾行、妨害、不倫、元女性誌編集長…松本人志vs文春の裁判がスゴいことになってきた

  4. 4

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  5. 5

    ソシエダ久保建英のレアル復帰は「完全消失」…エムバペら《新銀河系軍団》に割って入る余地ゼロ

  1. 6

    渡部建はキスなし即ベッド“超自己中SEX” 元カノ女優が激白

  2. 7

    創価学会・池田大作名誉会長が芸能人に与えた多大な影響 久本雅美、ナイツ、石原さとみも“ガチ信者”

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    元バレー日本代表・狩野舞子が女性から総スカン…度重なる“匂わせ”でジャニオタまで敵に

  5. 10

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?