高齢者の本人確認書類は限られている…マイナンバーカードは作るべき?
最後のマイナンバーカードは、事実上義務化されている。しかしながら昨年6月時点の総務省データによると、所持率は75~79歳で約86%、80歳以上は約66%と、かなりバラツキがある。銀行口座との紐付けに対する不信感が背景にあると思われる。それでも高齢者の本人確認書類としての利用頻度はかなり高い。
一方、その申請方法は高齢者にとって難解な点が多く、できる限り子供たちが協力し申請を行いたい。
お勧めの方法はマイナンバーカード総合サイトからのオンライン申請だ。ケガや病気で本人が申請できなくても家族による代理申請が可能なので、写真さえ規定のサイズで撮れば、事は進めやすい。
筆者は母が施設入所中にその手続きをしているが、施設の許可を取り、壁をバックに写真を撮影。オンライン申請した。
また、受け取りも本人が行くことができないため、施設に「個人番号カード顔写真証明書」を発行してもらい、代理で受け取っている。この書類は地元の役所にあるはずなので、必要な方は電話で確認を。