半藤一利さん<9>司馬遼太郎は2回担当してから外れた
司馬遼太郎さんは週刊文春の「直木賞作家特集」をお気に召さなかった。1960年のことです。あの方は終生、私に「半藤さんには、最初にお会いしたときから、うんっと褒めてもらったからねえ」と嫌みを言うわけですよ。最後の最後までね。ケガをした私の代わりに他の担当者が書いたのだけど、「私は…
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