19年1月改定「出国税」「地震保険」 得するなら今から対処

公開日: 更新日:

地震保険は年内に最長5年契約すれば11%お得

 今年は、200人以上の死傷者を出した西日本豪雨、9月には北海道胆振東部地震によって道内全域が停電した。自然災害に対する備えは必要だ。地震保険は今回、東京など35都県で値上げされ、値上げ幅は最大14.9%。全国平均で3.8%値上げとなる。「保険はこの5つから選びなさい」の著者で、保険評論家の長尾義弘氏が言う。

「地震保険の加入は、2018年以内に契約を完了していれば大丈夫。検討しているなら加入を急ぎたいです。長期契約の場合の保険料も値上がるので、安くあげるには最長5年間の契約がオススメです。今、5年契約をすると11%の保険料の割引になります」

 ただし、来年1月からは、5年契約で8%の割引に変更される。

「実質の値上げです。マイナス金利などで運用利率が悪くなった影響です。そもそも、地震保険は火災保険の特約。2019年秋には、損害保険大手3社の火災保険は値上げを実施することが決まっています。それらを考えても、どうせなら、年内の加入が一番お得といえるでしょう」(長尾義弘氏)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末

  2. 2

    立花孝志氏の行為「調査要求」オンライン署名3万6000件に…同氏の次なるターゲットは立憲民主党に

  3. 3

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  4. 4

    斎藤元彦知事に公選法違反「買収」疑惑急浮上しSNS大炎上!選挙広報のコンサル会社に「報酬」か

  5. 5

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  1. 6

    吉田皇嗣職大夫 “灘高卒の超秀才”も悠仁さまの受験アドバイザーになりきれず…最近の推薦入試に疎かった?

  2. 7

    別の百条委メンバーも兵庫県知事選中に「脅迫された」…自宅前に県外ナンバーの車、不審人物が何度も行き来、クレーム電話ひっきりなし

  3. 8

    メルカリ「返品・すり替え詐欺」横行で異例の声明…悪質ユーザーに騙されないためには?

  4. 9

    兵庫県知事選で前知事への支持拡大をアシスト…立花孝志候補「当選目指さない」は公選法でアリなのか?

  5. 10

    兵庫県知事選で斎藤元彦氏再選の原動力となった「SNS」が向かう先…橋下徹氏の投稿にも激しく反応

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”