五木寛之氏・年頭特別寄稿「成長的下山のすすめ」
令和とはどういう時代か。
スタートしたばかりの現在、それを占うのはいささか性急に過ぎるかもしれない。
しかし確実にわかっていることはいくつかある。その一つは、私たちが人類の歴史はじまって以来の超高齢者社会に踏みこんだことだ。夏目漱石がロンドンに留学した明治のころ…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,750文字/全文1,890文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】