「開高健ノンフィクション賞」佐賀旭氏に聞く 連合赤軍リーダーの足跡を辿って見えたこと
若者が政治を語るのは危険、共産主義はけしからんという風潮
![「虚ろな革命家たちー連合赤軍 森恒夫の足跡をたどって」(集英社刊)](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/316/347/4b282882591a6098297fc32d4016d8bb20221223094629832_262_262.jpg)
1972年2月に長野県軽井沢町で起きた「あさま山荘」事件から半世紀。日本中を震撼させた衝撃事件で、山荘に立てこもり、警察との銃撃戦を繰り広げた「連合赤軍」。リーダーだった森恒夫は「総括」と呼ばれたリンチで同志12人を殺害し、逮捕、起訴され、翌73年元旦、初公判を前に東京拘置所で…
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