全国行脚の高市早苗氏が10.20再度の奈良入り…今度は1区の“あの場所”で劣勢自民候補を応援
『高市早苗氏 大和西大寺駅に来たる!』のビラが
そんな高市氏が街頭演説の場に選んだのが、よりによって“あの場所”だというのだ。
「安倍晋三元首相が銃撃された近鉄大和西大寺駅北口です。高市さん本人たっての希望だったと聞きます。ですが、北口には小林氏の親族の会社があることなどから、県警は“演説を行うならテナントの飲食店を閉めろ”と要請するなど、警察庁とも協議しているようです」(同前)
日刊ゲンダイが入手した高市氏の来訪を示す「内部事務連絡」と書かれたビラには「緊急告知」の白ヌキ文字とともに【前経済安全保障担当大臣 高市早苗氏 大和西大寺駅に来たる!】などと仰々しい文字が並んでいる。
果たして高市氏は本当にあの場所で応援演説を行うのだろうか。
当日のスケジュールについて小林氏の選挙事務所に確認すると、「大和西大寺駅北口に(高市に応援演説に)来ていただくということは決まっています」との回答。
一方、高市事務所は20日の大和西大寺駅での応援演説予定を認めつつも、「時間があれば自身の選挙区にも回る予定です。(大和西大寺駅を選んだのは)候補者側の意向です」と本人の希望ではないと否定した。
死してなお、安倍元首相の威光にすがろうとするのか……。
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萩生田光一候補は「かつてない厳しい選挙」(本人)だが、捨てる神あれば拾う神あり。グループ拡大の下心があるとはいえ、高市氏のように救いの手を差し伸べる人も。それも意外や女性が多いという……●関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。