ふるさと納税「世帯別」所得税控除額をシミュレーション

公開日: 更新日:

 例えば、年収が400万円の場合、独身世帯の控除上限額は4万2000円。夫婦だと、配偶者控除の適用を受けているかいないかで上限額が変わり、配偶者控除アリは上限額が3万3000円で、ナシは同4万2000円になっている。基本的に所得税を多く納めている世帯ほど、控除の上限額が高くなる。

 ちなみに、65歳以上の年金収入者で公的年金収入が150万円以下だと、寄付金額の上限はゼロ。どんなに寄付してもまったく控除されず、寄付した金額は全額自己負担になってしまう。年収別の寄付金額の目安は別表を参照したい。

 上限額まで目いっぱい利用するかはともかく、寄付をして所得税などの控除を受けるには、「確定申告」か「ワンストップ特例制度」を利用する必要がある。後者は「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」に必要事項を記入して、寄付した自治体に送るだけ。寄付金上限額内で寄付したうち2000円を差し引いた金額が、住民税から全額控除してもらえる。これを忘れると、税務署で確定申告をしなければいけなくなるから面倒だ。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  2. 2

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  3. 3

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  4. 4

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  5. 5

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  1. 6

    中居正広氏“反撃準備”報道のモヤモヤ…改革着々のフジテレビ尻目に「電撃復帰」への布石か

  2. 7

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  3. 8

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 9

    役者・林与一さん83歳の今も現役「糖尿病家系で甘いモノ好き。血糖値が問題ないのは運動のおかげ」

  5. 10

    囁かれる岸田前首相“再登板”に現実味? 一強時代到来で「安倍超え」に虎視眈々