日特エンジニアリング・近藤進茂社長<4>製品進化も要素技術は変わらず
1980年代、日特エンジニアリングはブラウン管に不可欠な偏向ヨーク(画像を映し出すための一翼を担う偏向用コイル)で、技術的な後れを取っていた。テレビ隆盛の時代に偏向ヨークの市場に食い込まなければ会社の前途はないと、近藤は思った。
「当時付き合いのあった韓国の大手家電メーカ…
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