芝浦機械<下>ココム違反事件を「東芝」は許していなかった
東芝機械は2017年、岐路に立たされた。親会社の東芝が原子力発電事業の巨額損失で揺らいだ財務を立て直すため、関連企業の保有株の売却を急いだからだ。
17年3月3日、取引開始前に東京証券取引所の立会外取引で自社株買いを実施し、東芝が売却した東芝機械を1株506円、総額15…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,496文字/全文1,636文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】