コシダカHD「カラオケまねきねこ」が店舗数を増やしているナゾ
飲食の持ち込みが可能な「カラオケまねきねこ」。満を持して営業が再開されたが、果たして採算は取れているのか?
運営会社のコシダカホールディングス広報の小室さんに聞いた。
「お客さま1人当たりの売り上げ(客単価)は低く、他のカラオケ店より薄利ですが、採算は取れています。好きな食べ物やドリンクを持ち込めることで、『家飲み』の感覚でご利用いただける。とはいえ、追加でご注文していただくお客さまも多くいらっしゃいます」
ライバルのカラオケ店が撤退した跡地に「まねきねこ」が出店するケースをよく見かけるが、立地面などで大丈夫なのだろうか?
「当店のコンセプトである『安心・安全』『リーズナブル』『フレンドリー』を徹底すればお客さまの支持は得られると考えています。撤退するのは、このどれかが欠けているから。居抜きの場合、スケルトン出店に比べて出店コストが3分の1から2分の1に抑えられるため、短期間の回収が期待できるのも利点です」
地方から大都市への出店が最近の傾向だ。