シャトレーゼが創業時からアイスに「賞味期限」を設定しているナゾ
手頃な値段でおいしいケーキやアイスを販売しているシャトレーゼ(本社・山梨県甲府市)。昭和29(1954)年に創業者の齊藤寛氏が4坪ほどの店で今川焼き風の菓子からスタートし、今や国内約600店舗、海外約110店舗にまで拡大している。
商品の安さと品質の秘密を広報室の中島さんがこう言う。
「私たちは直接、生産者から素材を仕入れ、自分たちの工場で製造したものをシャトレーゼの看板を掲げた店舗で販売をしています。中間業者が入らないことで費用はグッと抑えられます。さらに、浮いた費用で付加価値の高い食材を使うことが可能になります。本拠地が山梨県ですので、お菓子づくりの生命線ともいえる水や卵や牛乳など、八ケ岳エリアの新鮮な素材を仕入れることができるのも強みです。素材力や独自の製法はダイレクトに味に反映されますので、おいしさの点では他社に負けないと自負しています」
なるほど納得! 売り場を見ればアイスが充実しているが、「チョコバッキー」は累計販売数1億5000万本突破の人気商品。何かこだわりはあるのだろうか?