なぜスバルは雪道に強い? 最新SUVクロストレック&フォレスターで豪雪の八甲田山を激走!
なぜスバルは雪に強いのか? この当たり前のようで当たり前でない真実を解き明かすべく、極寒雪山テストを敢行した。
最新スバルSUVのクロストレックとフォレスターにて、豪雪で知られる青森八甲田山のワインディングへと出かけたのだ。
まず乗ったのは一昨年発売のクロストレック。全長4.4m台×全高1.5m台のコンパクトさが売りで、パワートレインはスバル流ハイブリッドの2ℓのeボクサー。さらに今回は当然ながら、自慢のアクティブトルクスプリットAWD搭載車を選んだ。
同車には珍しくFFグレードもあるが、国内販売の7割以上が4WD(AWDとも言う)で、全世界のスバル車販売も実に98%が4WD(2022年データ)。これだけ四駆比率が高いのは乗用車メーカーでは珍しく、強烈な個性を物語る。
そもそもスバルが乗用フォルムの四駆を出したのは、1972年のレオーネエステートバン4WDが最初。これはラリー4WDで有名なアウディクアトロより早い量産車最速記録なのだ。