自民・進次郎氏が政策活動費「公開方法工夫支出」で悪あがき…グダグダ居直り答弁で野党からフルボッコ
立法事実さえあやふやなのに、どういう基準で非公開になるのかもあいまい。法人への支出については、その公開が業務に関する秘密や競争上の利益を害する恐れがあるかどうかが工夫支出の要件だった。
後藤氏は「自民党から支払いを受けている事実が明らかになれば、何らか影響することは大いにあり得る」「何でも(非公開に)入ってしまう」と指摘。「どういう基準で(公開・非公開を)分けるのか」とツッコまれると、進次郎氏は「変な印象操作をやる議論ではない」と反論し、はぐらかすのに必死だ。
外交上の機微な交渉に関しては、野党も「非公開もやむなし」と一定の理解を示してきた。わざわざ工夫支出という例外をつくらずとも、使途が公開されない内閣の官房機密費を使えばいいとの立場だ。
しかし、進次郎氏は「野党になったら、そういう(官房機密費が使える)環境にならない」と訴え、「野党、与党にかかわらず、外交などを考えた時には(使途公開の)工夫が一部あるのも政党の本来の運営上、あり得る」と持論を展開。後藤氏から「我が党(立憲)はそういう支出がない」「自民党も野党になったら(公開に工夫が必要な)支出はしないで」と一蹴された。