著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

グアム島では横井庄一さんが戦後27年、山で命を永らえた

公開日: 更新日:
1972年、終戦27年後に発見された当時の横井庄一さん。「恥ずかしながら生きながらえ、帰ってまいりました」と羽田空港で第一声を。(C)共同通信社

 サイパン島の占領を宣言した後、日を置かずしてアメリカ軍はグアム島への攻略を明らかにした。この島はアメリカの領土であったが、昭和16年12月10日に日本軍の攻略部隊が占領していた。

 その奪回作戦はアメリカ軍の面子がかかっていた。7月21日からアメリカ軍の上陸部隊が行動を開…

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