転居願いを無視され終の棲家で暮らせず逝った原発避難の母
母親は自分が買った東京都内の家に一度も足を踏み入れることなく、昨年3月、病院で亡くなった。92歳だった。
娘の山田恵子さん(仮名=60代)は「母の成年後見人(弁護士)が転居を妨害したのが原因です。私はこの家で母を介護して見送ってあげたかった。それができなかったのが無念で…
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